せっかく運動して血糖値を下げたのにまた上がってしまう

血糖値を下げるために運動をするのは良い方法です。ですが、運動によって下がった血糖値がその後また上がってしまうことがあります。これは運動が原因なのですが、なぜまったく逆の効果が出てしまうことがあるのでしょうか。それには運動をするタイミングが関係しています。

運動をしたのに血糖値が上がってしまう

本来、運動をすることでインスリンの作用が高まり血糖値は下がっていくとされています。だからこそ食後などのタイミングで運動をするのが良いと言われているわけですが、逆に血糖値が上がってしまう経験をしたことがある方も決して少なくありません。

一時的には血糖値が下がるのですが、その後すぐに上がってしまう形です。なぜこのようなことが起きてしまうのか、それは体内にあるインスリンの量が関係していると考えられています。実はインスリンが少ない時に運動をすると血糖値が上がってしまうことがあるのです。

血糖値は下がりすぎてもいけないためある程度まで下がると今度は上がるようになっているのですが、この時インスリンの量が少ないために血糖値を適切な値に保つことができず、急激な上昇につながる結果となります。これではせっかくの運動が逆効果になってしまうというわけです。

いつ運動をするのがいいのか

こうしたことを防ぐためには正しいタイミングで運動をする必要があります。食後が良いと言われていますが食後すぐは血糖値が急激に上昇するタイミングで、この時に運動をするとやはり血糖値をさらに上げる原因になってしまいます。そのため食後すぐは体を動かさずゆっくりと休憩することが求められます。

食後1時間ほどしてから運動をするのが理想的と言えるでしょう。少し時間をおくことで効率よく血糖値を下げることができるようになります。運動は効果的な血糖値対策であることは間違いありません。ですが方法を間違ってしまうとかえって血糖値を上げることになってしまいますのでその点にだけは十分注意するようにしましょう。