運動直後に血糖値が上がると危険!?

血糖値を下げるために運動は有効な方法ですが、場合によっては運動をした後に血糖値が急上昇してしまうことがあります。

血糖値を下げるためにした運動がかえって逆効果になってしまうわけです。血糖値の上昇は体に危険をもたらす可能性もありますから十分に注意するようにしましょう。どう運動をするのか、これが大切になってきます。

なぜ運動直後に血糖値が上がるのか

本来、血糖値を下げる効果のある運動をして逆に血糖値が上がってしまうのはなぜなのでしょう。これは運動の持つ効果が関係しています。

運動をすることでインスリンの感度が下がり、結果的に血糖値を下げることができるのですがこの時同時に体は血糖値を上げようともします。それは血糖値が下がり過ぎるのを防ぐためです。高血糖も危険なのですが低血糖も危険な状態ですので体は常に正常な血糖値をキープしようと動く仕組みです。

これが運動直後の急激な血糖値上昇につながっていきます。通常なら血糖値が下がると徐々に血糖値を上げていき正常な値になるように調整するのですが、この調整がうまくいかず急激に上昇することがあるのです。その結果運動をしたことでかえって血糖値が高くなってしまうといった現象が発生します。こうしたことが起こらないように気をつけることも必要です。

運動直後に血糖値を上げないために

では、どうやって運動すればいいのでしょう。ポイントになるのは運動の時間と始めるタイミングです。私達は普段の食事で色々なものを食べますが消化の早いものもあれば遅いものもあります。

消化の遅いものを食べた場合、運動を始めるタイミングが早過ぎると運動中に消化がされず、運動後に消化されることになります。当然血糖値は上がっていきますし、運動をしたことで血糖値が上がりやすい状態になっています。

こうして運動直後に血糖値が上がるわけです。そのため食事をしたら少し間をおいてから運動するようにし、できれば1時間ほどゆっくりと時間をかけて運動しましょう。そうすることで血糖値の上昇は防ぐことができます。