低血糖の症状と改善方法

血糖値が異常に高いままの高血糖症や糖尿病は問題視されますが、低すぎる低血糖も同様に問題です。一般的に血糖値が60から70mg/dL以下だと低血糖です。低血糖の原因で多いのがインスリンや経口血糖降下薬の過剰投与、空腹時の飲酒、食後高血糖の反動などがあります。

血糖値が低すぎるとグルカゴン、アドレナリンなど拮抗ホルモンが分泌されて適正値に上がりますが、糖尿病の方は拮抗ホルモンの分泌能力も低いんで低血糖になりやすいようです。

低血糖の知っておきたい主な症状について

53mg/dLぐらいの低血糖だと空腹感を感じて体が震えてきたり、動悸や口唇の乾燥など、主に自律神経系の症状が表れます。48mg/dL以下の低血糖状態だと、眠気や目まい、集中力低下、モノが二重に見えるなど中枢神経系の症状が表れます。

そのまま放置していると意識障害を起こして低血糖昏睡から死に至る事もあります。それでも症状が表れるうちは、まだ治療や改善ができます。無自覚性低血糖の場合、いきなり昏睡状態になる事もあります。

低血糖の改善方法

空腹状態から一気に満腹になると食後高血糖状態になり、その後インスリンが大量に分泌されて一気に低血糖になりやすいようです。このような血糖値の乱高下を防ぐため、炭水化物の過剰摂取を控えるか、食事回数を多くして空腹な時間が長引かないよう調整します。

摂取する炭水化物も白米や食パンより血糖値を緩やかに上げる多糖類の中でも玄米やライ麦パン、蕎麦等がおすすめです。ラーメンライスやコロッケ定食などは炭水化物の過剰摂取になるので控えた方がいいでしょう。アーモンドや胡桃などのナッツ類や豆乳、牛乳、チーズなどを間食で食べてお腹が空きすぎないようにします。

低血糖の方は、血糖値を下げるインスリンや、上げるグルカゴンを分泌している膵臓自体が衰弱している事が多いので、膵臓の負担が大きい脂肪や、単糖類・二糖類の多い果物や砂糖などは控えた方がいいでしょう。

単糖類の蕎麦に含まれるマグネシウムやマンガンはインスリンの分泌に必要ですし、血糖値を上げる効果もあります。アルコールは逆にそれらを体外へ排出するので、なるべく避けた方が無難です。