低血糖の症状が起こった時は砂糖を飲んで対処しよう!

血糖値が70mg/dL以下の低血糖状態になると、異常な空腹感や激しい動悸、手の震えなどの症状が表れる事もあります。そんな時はすぐに15gから20gほどの砂糖を摂取する対処方法があります。

もしも手元に砂糖がなければ、糖分を多く含むジュースでもいいです。それで症状が治まるか15分ほど様子をみて、続くようでしたら更に砂糖を追加します。まだ意識がある軽い低血糖症のうちに対処を行えば回復も早くなります。

急な低血糖の症状には砂糖で対処

もしも低血糖症で既に意識を失っている場合、本人にはもうどうする事もできません。ご家族やお友達など周りにいる方が砂糖を唇や歯茎にすり込んであげて下さい。注意点としては、意識がない人に水で溶いた砂糖水を飲ませると誤飲する恐れがあるので、必ず粉の状態のままで口に入れて下さい。

それで様子をみて回復しないようでしたら、肝臓内のグリコーゲンをブドウ糖に変える作用があるグルカゴンの筋肉注射を行います。いきなりするのは難しいので、ご家族なり友人に、あらかじめ注射の仕方を説明しておく必要があります。

アルコール摂取による低血糖症の場合、既に肝臓内のグリコーゲンが枯渇している可能性が高いので、グルカゴン注射をしても回復しないかもしれません。

急な低血糖の症状に砂糖で対処しない方がいいケース

α-グルコシダーゼ阻害剤であるアカルボースやグリボースなど、二糖類をブドウ糖に分解する消化酵素を抑制する働きがある経口血糖降下薬を飲んで低血糖の症状が表れた方は、砂糖が吸収されにくい状態になっています。

その場合はブドウ糖か、コカコーラやファンタグレープ又はオレンジなど、ブドウ糖が多く含まれている清涼飲料水を飲ませる方が回復は早くなります。SU薬やインスリン注射も併用して低血糖の症状が出た場合も、砂糖では効果が遅れるのでブドウ糖での対処がベストです。

以上の応急処置を行えるよう、日頃から砂糖やブドウ糖を用意して、いつでも服用できるようにしておいて下さい。そして応急対処後に低血糖の症状が治まった後も、再発する事があるので、医師の診察を受けた方が良いでしょう。