1日のカロリー制限をした食事で血糖値を抑える

糖尿病の治療といえば、運動療法を想像する方もおられるかもしれませんが、食事療法も重要な治療法の一つです。

糖尿病における食事療法では、カロリー制限がメインテーマとなりますが、毎日の食事でいかに極力カロリーを抑える食事ができるようになれば、それによって血糖値を抑えて早く糖尿病を治せるようになります。

調理の仕方を工夫すればカロリー制限できる

カロリー制限のための食事といえば、漠然と低カロリーの食材を選ぶことだと思うかもしれませんが、実はそれだけではありません。そこからさらに工夫できることとして、カロリー摂取量を抑える調理法を工夫するということがあります。

つまり、選んだ食材をどのように調理するかによって、同じ食材でも脂の使用量が変化してくるというわけです。糖尿病における食事療法では、この調理の工夫についても追及していかなければなりません。余分な脂肪の吸収率を低く抑えるための具体的な調理方法には、たくさんの方法があります。

例えば、食材を調理するときに、できるだけ「焼く」「揚げる」を控えて、「「煮る」「ゆでる」方法で調理することです。こうすれば脂の使用量を減らすことができ、カロリーダウンに大きく貢献することができます。

また、すでに揚げてある大豆製品については十分に脂抜きしてから使用すること、カツやコロッケなどはできるだけ大きいサイズで作ること、クッキングペーパーやクッキングシートを上手に使う方法などによって、脂の使用量を減らすことができるようになります。

中心テーマは炭水化物をコントロールすること

カロリー制限のための食事を作るうえで意識しておかなければならないのは、炭水化物が血糖値を上げてしまうということです。

これは最近の研究で明らかにされていることであり、特に欧米においては炭水化物を抑えるための食事が中心テーマとなっています。こうした研究結果も念頭に置きながら、効率のいいカロリー制限ができる食事が作れるように工夫しましょう。

もっとも、食事の摂り方も重要であり、食べ過ぎないようにすることや、栄養のバランスが人間の健康にとって大切であることはいうまでもありません。