不規則な生活が原因で体調を崩すと血糖値が高くなる!?

血糖値が上がる主な原因は栄養バランスの乱れ運動不足ですが、不規則な生活でも血糖値は上がります。一見何も関係なさそうな生活習慣と血糖値ですが、実は大きな関係がありますので、なぜ不規則な生活が血糖値を上げるのか見て行きましょう。

睡眠不足が招く高血糖

不規則な生活習慣で睡眠時間が一定ではない、足りないとなると体内時計がやがて乱れていきます。仕事で夜勤があると言う方も同様なのですが、体内時計の乱れは朝、体の目覚めを正常に機能させません。すると眠気が日中も襲い掛かり、集中力が下がって仕事の効率も落ちます。すると代謝が下がり、肥満、高血糖につながりやすいのです。

これは糖代謝と言い、血糖が正常に体中の器官や臓器に運ばれるかどうかと言うことになるのですが、本来であれば糖はエネルギーに変換されてインスリンによって各器官や臓器に運ばれるのですが、生活習慣が乱れると血糖が上手くエネルギーに変換されず、血糖値だけがどんどん上がっていくのです。

実験からも明らかになった生活習慣と血糖値の関係

アメリカボストン州のある病院から発表された論文によると、21人の健常者を集め、睡眠サイクルに食事、身体活動を徹底管理しました。1~5週目は1日10時間の睡眠を取り、さらに次の3週間で1日5~6時間の睡眠時間を取ることで、概日リズムを28時間周期に変更しました。そして1日を24時間とするリズムに整えるのに9日設けました。すると睡眠時間を短くした器官の被験者の代謝率は減り、さらに食後の血糖値は上がったのです。

この結果、糖尿病の前兆が見られ、安静の状態で代謝率が下がると体重は1年間で4.5kg増えるということがわかりました。血糖値の変化は空腹時に8%、食後に14%じょうしょうしましたし、インスリンの値も空腹時は-12%、食後は-27%ですから、どれだけ代謝が落ちているか分かるでしょう、

なお9日間の回復器官で、血糖値およびインスリンは元に戻りました。このことから、人は生活習慣が乱れると、血糖値が上がってしまい、糖尿病予備軍の仲間入りをしてしまうと言うことが明らかになったのです。ですから血糖値を上げたくない人、糖尿病を予防したい人は、生活リズムを整えることから始めなければなりません。