すい臓が弱ると血糖値が上がってしまう!?

血糖値を下げる物質は膵臓から分泌されるインスリンだけです。膵臓にあるランゲルハンス島から分泌されるインスリンは血糖値を下げてコントロールする役割を持っているのですが、では膵臓が弱くなってしまうと一体血糖値はどうなってしまうのでしょうか。

膵臓と血糖値の関係

膵臓は胃の背中側にある100~200gの臓器で、アミラーゼなどの消化酵素を分泌することで消化吸収の手助けを行います。さらに血管にホルモンを分泌する内分泌細胞があり、血糖値のコントロールを行うインスリンもない分泌細胞のβ細胞から分泌されます。

インスリンの役割は血糖値、詰まり血管の中に流れる糖分を細胞へと移すことで血糖値を下げ、一定の範囲内に収めるようコントロールすることです。この血糖値を下げることができるのはインスリンだけで、インスリンが不足すると高血糖となります。

膵臓が弱くなるとどうなるのか

膵臓は血糖値が上がり始めるとインスリンを分泌して血糖値を下げようとします。インスリンによって血管内に増えた血糖は内臓や器官に運ばれて血糖値が下がるのですが、血糖値が上がったままでは膵臓は休む暇もなくインスリンを分泌し続けなければなりません。

このように、膵臓を使いすぎると膵臓はどんどん弱くなり、消化能力が衰退し、血糖値は上がったままになってしまいます。たとえば血糖値を正常に戻すために必要なインスリンを100とした場合、膵臓が弱っているとインスリンを50しか分泌できない状態に陥ってしまうのです。

膵臓が弱くなるのは食べすぎやストレスアルコールの飲みすぎに運動不足、肥満などが原因です。さらに年齢を重ねると消化能力が低くなり、膵臓も弱っていきます。

膵臓を弱らせ、血糖値を上げないためには、過剰な飲食をやめ、適度な運動を取り入れ、ストレスを解消することが大切なのです。膵臓が弱ってしまうとあせりや不安感などに襲われやすくなり、さらに消化機能が停滞してしまうのです。