肉だけ食べても血糖値は上がらない!?その理由は?

血糖値を上げる食品は脂肪があるものだから肉は駄目!と思っている人も多いでしょう。では、脂肪の肉を食べなければ血糖値は上がらないのでしょうか?

本当に血糖値を上げるものはお肉じゃない!?

「お肉を食べると太るから」「血糖値が上がるから」という理由で肉を控える人もいますが、実は肉そのものは血糖値を上げる役目を持っていません。

血糖値を本当に上げるのは糖質だけです。糖質はグルコースやブドウ糖などのことで、炭水化物の場合は消化されてブドウ糖に変化します。だから炭水化物を取ると血糖値は上昇するのです。

肉には脂質、たんぱく質が含まれるだけですので、糖質そのものは含まれていても微量です。脂肪が気になると言う場合は脂肪分の少ない鶏胸肉やササミ、ヒレ肉など部位を選ぶといいでしょう。

肉が血糖値に与える本当の影響

血糖値は肉ではなく、炭水化物などに含まれる糖質だということは分かりましたが、ではなぜ肉は高血糖の人に悪影響と言われるのでしょうか。実は血糖値の高い人は血液の中にブドウ糖があふれている状態で、ドロドロになっています。そこににくい含まれる飽和脂肪が作用するとさらに血液はドロドロになり、高脂血症や高血圧、動脈硬化などを引き起こします。

これらの病気はやがて心筋梗塞や狭心症といった心臓疾患、脳梗塞などの脳疾患を引き起こします。心疾患や脳疾患は癌と合わせて日本人の死因トップ3ですから、非常に怖い病気だと言うことが分かるでしょう。

肉そのものに含まれるたんぱく質自体は血や筋肉を作り出しますから、適量を守れば何も問題ありません。他にも豚肉に多く含まれるビタミンB1やレバーに含まれる鉄分など、私たちの体の健康を守るために必要不可欠な栄養素が充実しているのです。

肉だけ食べても血糖値は上がりませんが、血液をどろどろにしないためには適量を守り、野菜やそのほかの栄養素を含む食品などバランスよく食事を取るようにしましょう。