血糖値を上げる食事ばかりしていると糖尿病になる!?

三大成人病の一つとして数えられる糖尿病は年々患者数を増しており、糖尿病が原因で失明、下肢切断をしたり、透析が必要となったりした人も大勢います。糖尿病は放っておくと日本人の死因トップ3に入る脳疾患や心疾患につながりますから、予防することが大切です。

糖尿病を防ぐために大切なこととして、バランスの良い食事が挙げられますが、一体食事と糖尿病にはどんな関係があるのでしょうか。

血糖値が上がり続ければ糖尿病になる

糖尿病で大きくかかわる血糖値は血液内にあるブドウ糖の濃度になります。一般的に食後2時間の段階で120未満であれば、血糖値は正常と言われていますが、この数値を上回ると境界型や高血糖と診断されます。

糖尿病はこの血糖値がずっと高い状態が維持されている状態で、本来であればインスリンによって各臓器に運ばれるはずのエネルギー源であるブドウ糖が血液中にとどまってしまっています。

血糖値は普通食事をすると上がり、時間をかけて下がっていくのですが、血糖値が下がりきらないまま血糖値を上げる食事を取るとまたさらに血糖値は上がり、いずれは下がらなくなってしまうのです。

すると血液中にはブドウ糖があふれ出し、尿にまでブドウ糖があふれる状態になります。この一連の流れが糖尿病です。血糖値の高い状態は血液をどろどろにし、血栓を作る原因となってしまいますから、食事の管理による血糖値のコントロールが必要不可欠なのです。

血糖値を上げる食事とは

血糖値を上げる食事には炭水化物と脂質の多い食事が上げられます。たとえばご飯やビーフン、春雨、パン、さらに小麦粉やそば粉を使う麺類、ジャガイモやサツマイモなどのイモ類、片栗粉も血糖値を上げる食品です。

さらに野菜類では根菜類、豆類にとうもろこしがあります。他にも菓子類、アルコール類、甘味料の入ったドリンクなどが血糖値を上げます。こうした食品を食事に取り入れたり、食事と食事の間に取り入れると、血糖値は正常値に戻らないまま上がってしまいますので糖尿病につながってしまいます。適量を守り、栄養バランスを整えた食事で高血糖を防ぎましょう。