太ってなくても肥満体質の人は高血糖になりやすい!?

血糖値が上がりやすいのは肥満体型の人が多いと言われると、どうしてもぽっちゃり体型、お腹がぽっこり出ている体型や寸胴体型を思い浮かべてしまうでしょう。

ですが現在は太って見えていないのに肥満体質だという隠れ肥満が急増しています。血糖値が上がりやすい条件として、肥満がありますが、見た目が太っていない人も高血糖になりやすいのでしょうか。

急増する隠れ肥満

最近良く耳にする言葉に隠れ肥満がありますが、この隠れ肥満とは何かと言うと、見た目は痩せているのにBMI値は25以上ある、と言う人のことを言います。

BMIは体重(kg)÷身長(m)の2乗で割り出される値です。たとえば身長160cm、体重55kgの人は、55÷1.6×1.6で約21.5となり、標準体重ということになります。肥満と判断されるのはBMI値が25以上の人で、これは体型にかかわらず血糖値が高くなる傾向にあります。

隠れ肥満自体、無理なダイエットや食事だけを減らした結果筋肉と体脂肪両方減ってしまった、ダイエットでリバウンドした人の特徴ですから、生活習慣の改善が求められます。

隠れ肥満に増える高血糖

現在健康診断でメタボリックシンドロームの計測が行われていますが、隠れ肥満の人はウエスト周りの数値が該当しないことがほとんどです。しかし隠れ肥満の人は実は体型は痩せて見えても内臓脂肪が付いているため、代謝を低下させてしまっています。内臓脂肪は肥満体型の人同様の体への害が起こります。

この隠れ肥満の場合、脂肪分の多い食事が原因で起こっている可能性が非常に高く、インスリンが過剰に分泌され、ランゲルハンス島が急速に老化、結果インスリンの分泌が衰え、血糖値が上がってしまうのです。

これは実際にマウスを使った実験でも証明されており、高脂肪食、運動不足のマウスはインスリンを分泌するランゲルハンス島の機能の衰えが早くなっていたのです。内臓脂肪型による肥満体質の場合は運動や食事療法によって解消できますので、体型は太っていないのに血糖値が高いと言う方は注意してみてください。