血糖値が高くなると多発性硬化症になりやすい?

血糖値が上がる病気といえばすぐに糖尿病をイメージする人も多いと思いますが、血糖値が上がる病気には多発性硬化症もあります。多発性硬化症は中枢神経に炎症が起きる病気で、血糖値の症状によって引き起こされることがあるため、糖尿病と間違われることもあります。

この病気は20~40代の若い白人に多いといわれ、日本人でなる人は少ないともいわれますが、しかし、糖尿病と多発性硬化症では病気の種類が違うので、その違いをよく見分ける必要があります。

多発性硬化症の症状

多発性硬化症について知るためには、まずその症状にどんなものがあるかを知らなければなりません。多発性硬化症特有の症状としては、大きく3つの分野がありますが、眼症状、運動障害、感覚障害があります。

眼症状には、視力障害、復視、視力低下があり、運動障害には運動失調、麻痺があり、感覚障害には異常感覚、感覚低下があります。診断方法としては、脊髄液による検査、MRIを使った脳や脊髄、病巣の確認などを行います。

多発性硬化症の治療法について

多発性硬化症の治療方法ですが、基本的に完治を行うことはできず、進行を遅らせたり症状を緩和させることが治療目的となります。進行を遅らせる治療としては、飲み薬、ベータ製剤による注射、症状を抑え治療法としては、排尿障害治療薬、認知症治療薬、抗うつ薬、筋緊張緩和薬、その他があります。

血糖値を抑える治療については、糖尿病と同じ方法が有効ですが、食事療法、運動療法など、自分で行える方法があります。食事療法では、カロリー制限を行って、炭水化物を減らし食物繊維を増やす食事をしたり、暴飲暴食を止めることが有効です。

また運動量では、徐々に身体を動かしていく方法が有効で、定期的なウォーキングしたりジョギングを行うことができます。すでに述べた通り、多発性硬化症は現時点で完治することが難しい病気といわれています。

したがって治療はあくまでも、症状を遅らせるもの、また緩和させるものとなりますので、その点を考慮に入れて気長に続けていく必要があります。