血糖値が高くなると脳炎になりやすい?

血糖値が高い人は糖尿病のことだけ心配していればいいと思うかもしれませんが、そうではありません。糖尿病になると他の余病にかかることもあるので、そちらにも注意しなければなりません。

例えば、糖尿病患者がインフルエンザになると肺炎や脳炎に移行してしまうことがあり、これは大変危険です。脳炎といえば、発熱やけいれん、意識障害などが主たる症状として知られていますが、進行することでさらに深い意識障害やけいれんを起こすこともあります。したがって、脳炎にならないようにするためにも、血糖値の高い状態を改善する必要があります。

脳炎にならないよう血糖値を正常化させる方法

血糖値を抑えて正常化させるための方法は大きく分けて3つあり、食事療法、運動療法、薬物療法があります。このうち、薬物療法は医療機関にかかる必要がありますが、食事療法と運動療法については自分一人でも行うことができます。

食事療法で行うことは、糖分の摂取を控えて、食物繊維を多くとること、そして時間をかけてゆっくり食べること、よく噛むことなどが必要です。同じ量の食事であっても、時間をかけてよく噛んで食べるかどうかによって、感じる満腹感は変わってきます。

たくさん食べてもよく噛まないと満腹感が得られないので、お腹を満たすためにもっと食べようとします。その結果、余分に糖分を摂取してしまうことになるので、注意しなければなりません。

運動療法と薬物療法について

運動療法はジョギングやウォーキングが誰でも行える方法として有効ですが、ポイントは定期的に続けて行うことです。決して偏らないようにして、決めた時間に定期的にそして持続的に行うことでカロリーを消費していくことができるので、必ずこれを守って行うようにしましょう。

薬物療法は症状に合わせて必要な薬や注射を打つことになりますが、代表的なものには、インスリン抵抗性改善薬、スルフォニル尿素薬、α-グルコシダーゼ阻害薬などがあります。ただし、これらの薬や注射はあくまでも糖尿病の治療のためであって、実際の脳炎になってしまったら、そのための治療を施すことが必要です。