高齢者は高血糖になると脱水症状を感じにくくなる!?

急激な高血糖症状には脱水症状がありますが、若い人の場合はその症状に気付きやすく早めに対処することができますが、高齢者の場合はこうはいきません。

高齢者の場合はむしろ脱水症状に気づくのが遅く、若い人ならすぐに自覚できるものも見過ごしてしまい、結果、重篤な症状に陥る場合もあります。したがってこの点、急激な血糖値の上昇については特に高齢者の場合に注意を要するといえます。

高齢者が脱水症状を感じにくい理由とは

では、高齢者の高血糖をどうサポートできるかを考えなければなりませんが、そのためにはまず、なぜ高齢者は脱水症状に気付かないのかを知っておかなければなりません。血糖値が急激に上がると、普通は喉が渇いたり、便が早くなったりして、その変化を自覚できるものです。

しかし高齢者にそれができないのは、一つは感覚神経が鈍くなっていること、そして喉の渇きやトイレが近いことについては、自分が高齢のせいだと単純に考えてしまうことです。

こうした理由のため自覚症状がもてず、症状を見過ごしてしまうことになるのです。周りでサポートする人達はこの点をよく理解したうえで、いつも注意深く見守って体調の変化や症状を察知して捉える必要があります。

高血糖症状から高齢者をサポートする方法

それでは具体的にどのようなサポートの仕方ができるかを考えてみましょう。まず症状が現れたら、すぐにお水やお茶を多めに摂るようにして、体内の水分が不足しないようにしなければなりません。

高血糖症状においては体内の水分が足りなくなるほど消費されてしまうので、それに対する処置として外から水分を補給しなければなりません。

また、それでも落ち着かず継続的に血糖値が高い場合は、すぐに医療機関を受診させるようにしてください。高血糖はそのまま放置しておくと糖尿病昏睡を招く恐れがありますが、この糖尿病昏睡というのは命に関わるものであり大変危険です。

血糖値が高くなる原因は持病や感染症などいろいろあり、自己判断できないことがありますので、本人が大丈夫そうに見えても血糖値が高い状態が続くなら、すぐに医療機関に相談してください。