高血糖高浸透圧昏睡になると適切な処置をしないと死ぬ!?

糖尿病は非常に合併症が多い病気として知られています。糖尿病における合併症ですが、慢性合併症と急性合併症の2つに分けることができ、いずれの合併症も非常に危険なものであると言って良いでしょう。ここでは急性合併症の1つである高血糖高浸透圧性昏睡にスポットをあててみます。

高血糖高浸透圧昏睡はどんな症状のことを指しているのか

高血糖高浸透圧性昏睡とは1型糖尿病が発生する時などに起こるものです。極端にインスリンが不足してしまうことで起こる症状であり、最悪の場合は意識障害や昏睡を起こしてしまい、命が失われてしまうこともあります。糖尿病は基本的に自覚症状のない病気として知られているのですが、血糖値のコントロールがうまくいかない時には、急性症状が起こることが多いのです。

高血糖高浸透圧性昏睡と同じくしてインスリンが不足して起こるのが、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる症状です。こちらは体内にケトン体が増えてしまい、アシドーシスを起こす症状であり、酷い時には昏睡を起こします。高血糖高浸透圧性昏睡と似たものだと言えるのですが、起こるメカニズムは違っています。

高血糖高浸透圧性昏睡の場合は、高血糖の状態が続くことにより、多尿となることから脱水状態になることが原因です。脱水状態になることでさらに血糖値が上昇してしまい、さらには血液の濃度そのものが上がることから、浸透圧が高まって体細胞が異常をきたします。

適切な処置をしないと命の危険もある?

比較的に高齢者に起こりやすい急性症状であり、高血糖高浸透圧性昏睡の場合は血糖値が異常に高くなっているのが特徴だと考えて良いでしょう。インスリン不足が原因と考えられているのですが、感染症などから発症することもあるので、正確なことは未だ解っていないようですね。

昏睡以外の症状としては倦怠感、喉の渇きからくる多飲、体重減少などがあります。これらの症状が進行していくことで意識障害や昏睡などを起こしてしまうのです。ですので、何らかの症状を感じた時にはすぐにでも医療機関に連絡をすることが重要だと言えます。