血糖値の上昇が原因で甲状腺機能亢進症になる?

甲状腺機能亢進症という疾患があります。一般的にはバセドウ病という呼び方の方が知名度があるかもしれません。

ドイツ人の医師が発見したことからバセドウ病と呼ばれているのですが、アメリカなどでは別の医師の名前で呼ばれているようですね。甲状腺からホルモンが大量に分泌されることから、全身の代謝が高まってしまうのが特徴です。

甲状腺機能亢進症とはどんな疾患なのか

甲状腺機能亢進症の症状としては、全身の代謝が亢進することから、食欲が増して食事の量が増えるというものがあります。食事の量が増えれば体重が増加するものですが、代謝が良く働くためにかえって体重が減少したり、多量の汗をかくようになるそうです。他にも疲れやすくなったり、と様々な症状があるのですが、この甲状腺機能亢進症は血糖値、ひいては糖尿病とも大きな関係を持っています。

甲状腺機能亢進症を患ってしまうと、食後に高血糖になりやすくなるとのことから、高血糖から糖尿病へと移行しやすくなってしまいます。逆に高血糖だからと言って甲状腺機能亢進症が発症してしまうことはありません。

ですので、糖尿病にならないようにするには、食事の量を制限するなどして高血糖になりにくいようにコントロールしなくてはいけません。それでも疾患の影響でどうしてもお腹が空いてしまう、食べ物が食べたくなるとのことから、糖尿病へと移行してしまう人は少なくないようです。ですので、良く汗をかくようになったなどの初期症状が出た時は、早めに病院へと足を運んで治療を始めた方が良いでしょう。

甲状腺機能亢進症の原因は血糖値の上昇と関係ある?

甲状腺機能亢進症にかかってしまう原因は未だはっきりと解明されていません。ただし、甲状腺ホルモンが多量に分泌されるメカニズムは解明されており、治療方法も確立されていると言えます。

血糖値と大きく関係のある病気ではあるのですが、発症したからと言ってすべてのケースで糖尿病になる訳ではありませんので、しっかりと医師と相談しながら血糖値をコントロールしていきましょう。決してまれな病気ではないので、覚えておきたい疾患の1つですね。