高血糖が続くとケトアシドーシスに進行する恐れがある!?

高血糖の状態が続くと、ケトアシドーシスを発症すると考える人もいるようですが、これは半分正解だと言って良いでしょう。ケトアシドーシスが引き起こされる原因は高血糖ではなく、インスリンが極端に不足することです。

ですので、結果的に高血糖の状態であることに違いはありませんが、高血糖イコールすぐにケトアシドーシスになるのではありません。

高血糖とケトアシドーシスの関係

そもそもケトアシドーシスはインスリンが不足することで、体内がエネルギー不足の状態になり、脂肪を分解してエネルギーを得ることが原因です。この脂肪が代謝されることにより、体内にケトン体が蓄積し、phが酸性に傾くことで起こるのがケトアシドーシスなのです。

つまり、インスリン不足こそが大きな原因なので、高血糖が直接的な原因にはなりません。ただインスリンが極端に不足することで高血糖の状態にはなりますので、糖尿病を患っている人は注意しておく必要があります。

糖尿病は1型と2型に分けられるのですが、2型糖尿病ではあまり見ることがない症状だと言って良いでしょう。多くの場合は1型糖尿病患者の人に起こるものだと考えられています。しかし、近年では肥満体型の若者でもケトアシドーシスを起こしてしまう人が増えているそうです。

その理由は清涼飲料水にあると考えられており、糖分が多く含まれている飲み物をがぶがぶと飲んでしまうことで、一時的にインスリン不足の状態を引き起こしてしまうからです。ペットボトル症候群とも言われているものなのですが、ケトアシドーシスは非常に怖い急性症状なので充分に気をつけておきましょう。

ケトアシドーシスになったらどうしたら良いのか

ケトアシドーシスにかかってしまうと、重症の場合は昏睡状態に陥ってしまい、最悪のケースでは命の危険にも関わってきます。この場合、すぐにでも糖尿病の専門医がいる病院で適切な治療を受けなくてはいけません。

1型糖尿病の人が食事をしなかったからとインスリン注射をしない、などで良く起こる急性症状なのでしっかりとインスリンの管理をするようにしてください。