糖尿病の過剰な薬物治療は低血糖を引き起こす!?

糖尿病で行われる治療には、食事療法運動療法、薬物治療とありますが、このうち注意しておきたいのは薬物治療です。

糖尿病における薬物治療は適切に行えば問題ありませんが、食事との連携を無視したり、服用方法を間違えると低血糖を起こしてしまうこともあるため、この点を注意しなければなりません。

高血糖が続くために薬物治療を行う方は、どんな方法があるか、またどのように注意すべきかについて学んでおくようにしましょう。

誤った薬物治療が低血糖を招く理由とは

糖尿病における薬物治療としては、インスリン注射や傾向血糖降下剤投与がありますが、このいずれにおいても、方法を間違えることで低血糖を起こす可能性があります。例えば、薬を服用するときに食事をしなかったり、激しい運動を行ったりすると、体内でインスリン過剰になってしまい、その結果低血糖になる可能性があります。

この点、経口血糖降下剤投与の場合は、薬の量を間違えて飲み過ぎないようにすること、また食事を抜かないようにすることが大切となります。インスリン注射の場合もこれと同様で、一度に多く打ち過ぎることでインスリン過剰となり、これが低血糖を招く要因となります。

低血糖の症状と危険性

さて、薬物治療に関連した低血糖はどのぐらいで現れるのか、また症状にはどのようなものがあるのか、それを知っておく必要もあります。

低血糖は血糖値が70mg/dl以下になると異常な症状が現れてくるといわれていますが、この数字が一つの目安となるでしょう。さらに症状としては、空腹感、動悸、震えなどが起こりますので、こうした症状の出現にも注意しなければなりません。

さらに注意すべきことはこの低血糖状態をそのまま放置してしまうことですが、低血糖がそのまま続くと、血糖値が30mg/dl以下となり、この状態において意識レベルは低下、さらにここから昏睡状態に陥って死に至る危険性もあります。したがって糖尿病で薬物治療を行う時はいつも適切な方法で行い、決して方法を間違えないように注意しましょう。