血糖値が高くなると肝疾患になりやすい?

血糖値が高くなると肝疾患になりやすいといわれますが、それはどうしてなのでしょうか?その理由は血糖値と肝疾患が相互依存の関係にあるからですが、この二つはとても密接に関係し合っているのです。

まず肝臓機能が低下すれば血糖値が高くなりますし、逆に血糖値が高くなれば肝臓機能が低下してしまいます。このように密接な関係にあるため、高血糖と肝疾患は切り外すことができないのです。

高血糖で肝疾患になる理由とは

血糖値が高くなって肝疾患になるのは、血中のブドウ糖が過剰になってそれだけ肝臓に負担がのしかかるからです。というわけで、血糖値の上昇を防ぐことができれば、肝臓への負担を減らして肝疾患になることも食い止めることができます。

血糖値の上昇を防ぐためには、いわゆる糖尿病対策が必要になりますが、暴飲暴食をやめたり、アルコールの過剰摂取を控えたり、睡眠不足にならないようにすること、そして過度なストレスを避けることです。こうした生活習慣改善は、血糖値を正常化させると同時に、肝臓機能を高めることにも役立ちます。

もっと具体的に対策を考えていきたいと思いますが、生活習慣の改善によって血糖値を安定させる方法としては、食事療法が最も身近なものとなります。

例えば、血糖値を上げる元凶ともいわれる炭水化物の過剰摂取を抑えること、野菜・果物から食物繊維を摂ること、暴飲暴食しないこと、食事をするときはゆっくり行うこと、よく噛むことなどがあります。

笑いごとじゃない血糖値異常と肝疾患の関わり

さて、血糖値が高いと肝疾患になるというのは決して笑い事ではなく、しっかりとした統計的な裏付けがあることを覚えておきましょう。例えば日本糖尿病学会が行った全国調査によれば、糖尿病を患っている日本人患者のうち、なんと12.2%が肝癌、そして5.3%が肝硬変で亡くなっているというのです。

このデータこそまさに血糖値異常と肝疾患の関わりが深いことを示していますが、このことから、血糖値のことを考えるときは肝疾患を招く危険性についても考えておかなければなりません。