血糖値が高くなると冠動脈疾患になる?

血糖値の上昇は、糖尿病だけにとどまらずさらなる合併症を招く恐れがあるため、その合併症にも注意を向ける必要があります。例えばその一つが冠動脈疾患ですが、これがどのように発症するのか、そして治療法や予防法にどんなものがあるのかについて、考えておく必要があります。

冠動脈疾患の治療法

糖尿病から冠動脈疾患を合併してしまったら、どのような方法で治療することができるか、それについて調べておきましょう。

治療は大きく分けて3つありますが、治療の基本である薬物治療、手術、患者自身の取り組みとなります。薬物治療では、何種類かの薬を用いて行われ、投薬によって症状を軽減させることができます。

手術では、経皮的冠動脈形成術と冠動脈バイパス手術がありますが、それぞれに術式が違いますが、いずれも外科的手術によって心筋の血流不足を改善することができます。

患者自身の取り組みとは、与えられた薬を正しく服用することや、適切な食事療法を行うこと、定期的な運動を行うことなどがあります。またこれらに加えて、生活習慣全体を見直すことも、患者自身でできる取り組みとなります。

冠動脈疾患の予防

さて、血糖値が高くなることで合併してしまう冠動脈疾患ですが、これについては治療することだけではなく、予防することも考える必要があります。

血糖値上昇による合併症を予防する方法は、血糖値を正常化して高血糖が継続してしまうのを防ぐことです。これには3つのアプローチがあり、薬物治療、運動療法、食事療法があります。薬物治療では、糖尿病改善のための経口薬を投与したり、インシュリン注射を打つことなどが行われます。

運動療法では、定期的に運動を行って血中のブドウ糖を消費していきますが、これによって急激な血糖値上昇を防ぐことができます。食事療法では、食物繊維を含んだ食品を摂ること、炭水化物を減らすこと、ゆっくりよく食べるといった方法で、血糖値の改善を行っていきます。このように、糖尿病の合併症として冠動脈疾患を招いたら、治療を行うことと予防することの両方を考えておくようにしましょう。