高血糖が続くと意識障害になりやすい?

高血糖が続くと糖尿病になりますが、その糖尿病の中でも特に注意したいのは、高血糖昏睡と呼ばれるものです。

糖尿病にも比較的軽いものから重篤な症状までいろいろありますが、この高血糖昏睡は、文字通り意識を失ってしまう症状であり、かなり危険な状態に置かれることを意味します。したがって高血糖昏睡がどのようなものか、どんな対処や予防ができるかについてよく学んでおきましょう。

高血糖が続くと高血糖昏睡になる

高血糖昏睡とは、血糖値500mg/dl以上にも及ぶ状態で陥るといわれ、ショック、昏睡の症状に見舞われる急性的高血糖症状です。激しい脱水症状がよく起こりますが、特に症状が重い場合は痙攣を伴うこともあり注意が必要です。なぜ高血糖状態で昏睡に陥るのかといえば、身体の中に糖エネルギー代謝物がなくなってしまうからです。

本来なら、全身の臓器で作られた糖をエネルギーに代謝を行いますが、それが肝臓などに蓄えられた脂肪をエネルギーとして使用しなければならなくなります。そしてこの状態がケトアシドーシスを生み出しますが、このケトアシドーシスという状態が続くことによって昏睡を招くようになるのです。

高血糖昏睡の予防と対策

では、対策や予防としてどんなことができるかについて考えてみましょう。まず予防としては、何らかの異常を感じたらすぐに血糖自己測定してみることです。異常と感じる症状には、胃腸の不調、全身の倦怠感、激しいのどの渇きなどがありますが、これらの症状が現れたらすぐに自己測定してみましょう。

また、風邪をひいている状態であってもインスリンを中断しないよう、スープなど喉に通るものを飲むようにしましょう。もしどうしても食欲がないときや薬が飲めないときは、病院に連絡をして適切な対処を行ってもらうようにしなければなりません。

さらに万が一昏睡状態に陥ったときは、こちらもただちに医師の治療を受けるようになさってください。以上のようにして、高血糖昏睡への対策と予防を行うことができますので、日頃からその方法を覚えて、急な場合にも対処できるようにしておきましょう。