低血糖症状を起こすインスリノーマになる原因とは

現代では糖尿病、もしくは糖尿病予備軍と呼ばれる人が増えているのですが、その反面で低血糖になってしまう人も多いです。血糖値とは適正範囲内にあることが重要であり、高すぎても低すぎても問題が出てしまいます。低血糖になることで、頭痛や動悸、倦怠感などを起こしてしまい、重症化すると意識障害や昏睡状態を起こす可能性があるそうです。

インスリノーマってどういう症状?

そうした低血糖の状態になる原因は幾つかあるのですが、代表的なのがインスリノーマというものですね。日本語にすると膵島腫瘍とも表記されるので覚えておきましょう。我々は生きるために食事をするのですが、食事を食べた後は消化され、それらは体内で吸収されるように代謝されます。

この時、代謝された糖分は全身のエネルギー源として血管を通して体中に運ばれていくのですが、この時の血液中の糖分を減らしてくれるのがインスリンです。インスリンが不足してしまうと高血糖の状態になるのですが、反対に過剰に分泌されることで糖分が不足する低血糖になります。

そもそもインスリンは膵臓にあるβ細胞という部分から分泌されるのですが、ここに腫瘍ができるのがインスリノーマです。腫瘍と言ってもその多くの良性なのですが、インスリンを産生する機能が損なわれてしまい、過剰に分泌されることから低血糖を引き起こしてしまいます。インスリノーマの腫瘍そのものは小さいことも多く、画像検査を行っても中々見つけにくいのが特徴だと言えるでしょう。

インスリノーマの対処法にはどんなものがある?

インスリノーマとなっていたとしても、低血糖の症状が出ることがない非活動性腫瘍ということもあり、なかなか発見が遅れることが多い疾患です。基本的に治療方法は手術をして主要部分を摘出することになります。ただし、他の場所に転移している場合ですと、抗腫瘍剤などが用いられることもあるそうです。

画像検査以外にも血液検査などを行い、総合的に判断することになるのですが、早期発見早期治療することが望ましい疾患でもあります。発症率は低く、およそ10万人に1人程度だと言われていますが、何かしらの不調を感じた時は病院で検査してもらうようにしてください。