血糖値が高くなると副腎質機能亢進症になりやすい?

血糖値が正常なら糖尿病にならないと考える人もいますが、それは誤った認識といわなければなりません。血糖値が正常であっても、副腎質機能亢進症になれば、そこから糖尿病を併発することもあります。

したがって糖尿病を予防するうえでは、血糖値だけにとらわれるのではなく、副腎質機能亢進症を予防することも考えておく必要があるでしょう。そのためにはまず、副腎質機能亢進症とは何か、その基礎知識や症状について、また治療法について知っておくことが必要です。

副腎質機能亢進症とはなにか

副腎質機能亢進症とは、簡単にいえば腫瘍が原因で副腎皮質ホルモンの過剰分泌が起きてしまい、それによって種々の病状をきたす病気のことです。犬など動物で発症することが多く、人間の場合は発症率が少ないともいわれますが、それでも0%ではないので、人間であっても注意が必要です。症状としては、脱毛、薄毛、尿が増える、動物ならお腹が膨れるなどの症状が現れます。

治療法としては、内科的治療としてはステロイドの投与、外科的治療では切除可能なら手術によって切除します。この病気を予防するためには早期発見が重要なので、異常を感じたり該当症状を自覚したら、すぐに医療機関を受診するようになさってください。

副腎質機能亢進症から糖尿病を併発したら

もし副腎質機能亢進症を予防できず発症し、さらに糖尿病にもなってしまったらどうすればいいのでしょうか。この場合は、すぐに糖尿病の治療に入る必要がありますが、その方法は大きく分けて3つ、第一に血糖のコントロール、第二に健全な食事と運動、第三に血圧のコントロールを行います。自分の努力で行う方法は食事と運動ですが、

どちらも適切な方法を続けることによって血糖値を抑えることができるようになります。それでも対応が不足する場合に行われるのが薬物療法ですが、ここでは経口糖尿病治療薬療法とインスリン療法を行うことによって、補助的に血糖のコントロールをしていきます。糖尿病になるとそれだけではなく、合併症や余病にかかることも恐いので、その点からも早めに治療を始めることが大切です。