高血糖が長く続く場合は医者に相談して指示をもらおう

高血糖が長く続く糖尿病の恐ろしさは、症状が殆どなくて気づきにくい点にあります。それだけに血液検査はとても大切です。

高血糖状態は一般的に気づきにくい?

夕飯を抜いた翌朝、空腹時の血糖値が100mg/dL未満、あるいは食後の血糖値が140mg/dL未満でしたら正常値で問題ないのですが、空腹時の血糖値が110mg/dLから125mg/dLだと、正常値と糖尿病の中間点の境界型糖尿病という診断になります。

この境界型糖尿病は自覚症状が出ない事が多いのですが、出る方の場合は糖尿病とみなされますし、動脈硬化などの合併症は密かに進行しているので油断できません。

面倒がって血液検査を受けない方も多いのですが、そんな方は尿をかけるだけで簡単に血糖値をチェックできる試験紙が市販されているので試してみるのもいいでしょう。しかし血糖値が160から180mg/dL以上ないと血液中のブドウ糖は尿に混じって排出されないので、試験紙の尿糖チェックで正常値が出ても境界型糖尿病の可能性はあります。

やがて喉の渇きや多尿・頻尿、目のかすみ、体重の減少など、糖尿病特有の症状が表れる頃には、既に病状がかなり進行している状態です。

高血糖が長引く場合

境界型糖尿病の段階で気づく事ができれば良いのですが、軽い高血糖状態では、なかなか自覚症状が表れません。勤務先の健康診断を受けたり、40歳から74歳までの方でしたら、平成18年開始の特定健診での尿検査や血糖検査を受けて、ご自分の血糖値を把握するのもオススメです。

もし境界型の結果が出たら、その時点で医師に相談して指示をいただくのが理想的ですが、医者嫌い病院嫌いで避ける方も多いようです。それでも自己流で食事療法や運動療法を続けて血糖値が正常値に戻れば問題ありません。

しかし、軽い高血糖状態が長引くようでしたら、やはり専門家である医師への相談が必要です。高血糖状態を放置して長く続いたまま放置していると、やがて合併症を引き起こす恐れがあります。糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病性神経障という糖尿病の3大合併症で苦しむ前に、早めに医師に相談して指示を仰ぎましょう。