血糖値の正常値はいくつ?正常範囲に戻すためには?

日本糖尿病学会の血糖コントロール指標によれば、正常な血糖値とは以下のとおりです。

・空腹時血糖値 100mg/dL未満
・食後の血糖値 140mg/dL未満
・ヘモグロビンA1c正常値* 6.2%未満
※ブドウ糖と結合したヘモグロビンで、この値が高いほど余分な糖が多いです。

空腹時とは、起床後に食事を全く摂らない状態の事で、その時の血糖値が100mg/dL未満なら正常値、109ぐらいまでが正常高値、110から125が境界型糖尿病、126以上で糖尿病となります。

年代別平均値を見ると、30代の方で95ぐらいで正常値ですが、50代では105前後と正常高値気味の方が増え、70代になると男性が112、女性が118と境界型糖尿病の方が多くなります。

血糖値は年齢によって正常な人の割合が変わる

空腹時血糖値が126mg/dL以上ある場合、食後の血糖値とヘモグロビンA1c正常値も確認します。この3つの値は比例的に高くなる傾向が強いので、空腹時の血糖値が高いと、その他の血糖値も高くなります。

空腹時血糖値が110以上の方は、75gのブドウ糖を水に溶かして摂取し、2時間後の血糖値で糖尿病かどうかを診断する経口ブドウ糖負荷試験事が推奨されています。その値が140mg/dL未満だと正常型、200mg/dL以上だと糖尿病型です。

血糖値は年齢によって正常な方の割合が変わります。30代の男女では90%前後の方が正常値・正常高値ですが、50代で80%ぐらい、70代になると男性で61%、女性で52%まで減少します。お年寄りの方の血糖値が高めになるのは、加齢により膵臓が疲弊し、耐糖能が低下するからといわれています。

血糖値を正常範囲に戻す方法

血糖値が上がる大きな原因として、ご飯や麺類・パン等の炭水化物糖分の過剰摂取があります。したがって血糖値を正常範囲に戻すには、まずラーメンやうどんをおかずにご飯を食べたり、糖分が多いジュースを飲み過ぎる誤った食生活を改めます。その他、野菜から食べる、ドカ食い・早食いを止めるのも効果的です。

ウォーキングなどの軽い有酸素運動はミトコンドリアを活性化させて代謝機能を促進させるので、毎日継続するのがお勧めです。