そもそも血糖値の正常値の範囲はどれぐらい

そもそも血糖値の正常値の範囲はどれぐらいなのでしょうか。まず、血糖値を測るためにはいくつか方法があることを知っておきましょう。

一つが空腹時血糖値です。これは血糖の値を増やす食べ物を食べていない状態での値ですので、低めになります。これが110mg/dL未満であれば、正常となります。

ただ、この空腹時の検査だけでは見つからないものがあります。それが食後高血糖と呼ばれるもので、空腹時には大丈夫でも、食後に大きく上がってしまうことがあるのです。私たちが糖質を摂取しますと、そのブドウ糖がインスリンというホルモンによって細胞内に取り込まれて、エネルギーとなります。

そのため、食べ物を食べた後しばらくは、誰でも血糖値が上がります。ただ、インスリンの量が少ないなどの理由で糖を処理しきれないと、食後高血糖になってしまいます。

経口ブドウ糖負荷試験

これを判断するためには、経口ブドウ糖負荷試験という方法が行われます。ブドウ糖を飲んでしばらくしてからその値を測るという方法です。負荷後2時間で140mg/dL未満であれば正常です。200以上になってしまえば糖尿病となります。その間の場合、いわゆる糖尿病予備群となってしまいます。

健康診断などで血糖値が高いという結果が出ますと、どうしてもがっかりしてしまうものです。でも、糖尿病になる前に対策ができるというチャンスでもありますから、改善のために頑張っていきましょう。

運動などのセルフケア

正常値を目指すためのセルフケアの方法にはいろいろあります。たとえば運動です。有酸素運動は行っている間、体内の糖質や脂肪をエネルギーとして燃やせます。そのため、積極的に行えば大きな効果が期待できます。食後しばらくして運動を行えれば理想的です。

無酸素運動はどうでしょうか。たとえば短距離走や筋トレは短時間で激しい運動を行うために、酸素を取り入れて糖質などをエネルギーにする、という意味では効果はありません。しかし、実は筋トレでも血糖値を改善する効果が高いことがわかっています。

セルフケアの要はやはり、食事療法となります。糖質がその人にとって多すぎるのが原因ですので、糖質を減らせば良いという考え方です。具体的には主食のごはんやパンなどを減らすことになります。これはつらいことですが、野菜や魚などを食べる量を増やして補いましょう。

血糖値を上げにくくするお茶などの健康食品も登場しています。効果が認められたトクホもありますので、利用する価値は大いにあります。