食事療法で血糖値が下がるまでの期間

血糖値が高くなると生活習慣病からなる様々な病気を発症させる原因になります。血糖値の上昇を簡単に解説すると、食事をしたものが吸収され肝臓へ運ばれます。それらの食べ物は肝臓にてブドウ糖へと合成されます。このときにできるブドウ糖値がいわゆる血糖値です。

食事を終えてから15分を経過したくらいでブドウ糖値は上昇を始めます。ブドウ糖はあらゆる臓器や筋肉を動かすための大切なものですが、その数値が高くなりすぎると体に負担がかかり、ひどい時にはあらゆる合併症を引き起こしてしまいます。

そこでこのブドウ糖値を抑制、コントロールさせる指令がでます。そのときに分泌されるのがインスリンで、このバランスが崩れると糖尿病になってしまいます。

食後の血糖値をあげにくくする方法

生活習慣病と聞くと、真っ先に運動不足の改善を考える人が多くいますが、どれほどカロリーを消費したとしてもそれ以上に血糖値を上昇させていしまう食事をとっていると何も意味がありません。

体を鍛えることで筋肉はつきますが、肝臓や内臓への負担が軽く分けではなく、また運動でそれらの臓器が極端に丈夫になるわけではありません。まずは食事療法から試みるべきでしょう。

同じ料理でも少しの工夫で血糖値はコントロールできる

炭水化物は血糖値の上昇率の高いものですが、たとえば麺類でいえば、パスタなどのゆで方を少し芯が残る程度のアルデンテにすれば、上昇率を抑えられるというデータがあります。

また中華料理などの油を使った料理はカロリーの過剰摂取には注意が必要ですが、糖質の吸収を穏やかにする働きがあるそうです。さらに、お酢は胃にたまった食べ物を小腸へ送り出すタイミングを遅らせるため、じっくりと消化が始まります。結果的に、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

食べる順番と組み合わせ

極端な食事療法を長い期間で行おうとすると、ストレスがたまったり必要以上に神経質になりすぎて、体調回復の改善の妨げにもなりかねません。たまには自分が好きなものを食べるという息抜きも必要になるでしょう。

そのときにおすすめしたいのが、食べる順番と組み合わせです。柑橘系の果物や海藻類は体内でゼリー状になり、粘性を保ちます。よってブドウ糖の合成のスピードを穏やかにする役割があります。これらのものを先に摂取することで、そのほかの食べ物によるブドウ糖値の上昇を防ぐことができます。

このような工夫を施せば、正常な人の場合、約1ヶ月で体内の細胞が入れ替わり、徐々に改善していきます。しかし、食事療法に期間というものを定めることはあまり推奨できません。食事は生きている限り取りつづけるものです。無理なく体調を改善させていくためにも、普段から少しずつの注意と工夫を習慣づけておくことが大切になります。