妊娠初期検査をしたら血糖値が高くて再検査になった・・・

妊娠をすることで女性の身体には多くの変化が起こるのですが、その1つに血糖値があります。妊娠初期では色々な検査をしますが、血糖値の検査を行うのも一般的であり、その時に血糖値の値が高いとされることもあるはずです。ここでは妊娠中の血糖値について詳しく考えてみましょう。

妊娠初期検査における血糖値の数値は気にするべきか

人間の身体は生きていくためのエネルギーを食事から得ています。食事は消化・代謝されることでブドウ糖となり、エネルギーとして利用されます。

この時、血液中にブドウ糖が含まれ、そこにインスリンが作用することで消費されていくというのが基本的な仕組みです。妊娠をした場合、胎盤からインスリンを阻害する酵素が分泌されることが知られており、インスリンが一時的に働き難い状態を作ることがあるのです。

しかし、正常な糖代謝を持っている妊婦さんであれば、インスリンの分泌量を増やすことでその状態に対応できますが、インスリンの働きがもともと弱い妊婦さんの場合は高血糖になってしまいます。これが妊娠初期で血糖値が上がる原因です。他にも悪阻によって甘いものしか受け付けなくなったというようなケースでも起こります。

妊娠中に高血糖の状態が続いてしまうとどうなの?

妊婦さんの血液中にあるブドウ糖は赤ちゃんにも運ばれるのですが、それに対応するインスリンは運ばれません。

ですので、赤ちゃんの膵臓からインスリンが分泌されて、血糖値を下げることにあるのですが、あまりにも続いてしまうと赤ちゃんにも異常が起こってしまうリスクがあります。赤ちゃんの臓器というのは妊娠4週頃から作られるとされていますので、それ以前から血糖値が高い場合は先天的な奇形となってしまうかもしれないのです。

ですので、妊娠する前から血糖値の値には気を配っておくべきであり、できれば運動療法や食事療法などを行って正常な値にしておいた方が良いでしょう。

定期的に血液検査を受けるのも大事なことですが、自身の努力によって血糖値はある程度のコントロールをすることも可能なので、赤ちゃんだけではなく自身の健康のためにもしっかりと対策をとっておくことをお勧めします。