健康診断では異常がなかったのに血糖値が高い!?

年に1回の割合で行われる健康診断ですが、異常なしと判断されてホッとするという人も多いはずです。普段はあまり健康に気を使っていなくても、数値として具体的に出されるものなので、色々と心配してしまう人も少なくありません。

しかし、健康診断で異常なしと判断されたとしても危険な場合もあるのです。特に生活習慣病に関しては要再検査と判断される数値が決まっており、そこに届いていなければ異常なしとされてしまいます。ですので、同じ異常なしであっても基準値内ギリギリなのか、そうでないのかによって大きくその意味が異なってくるのです。

健康診断で診断される血糖値の値とは?

糖尿病かどうかを判断する上で非常に重要なのが血糖値です。血糖値とは食事の後に代謝されたブドウ糖が血液中にどれだけ含まれるのかという数字で、正常な人であればインスリンが分泌されることから時間とともに落ちついていきます。

しかし、糖尿病になってしまうとブドウ糖がそのままになり、血糖値が高い状態を続けてしまうことから、様々な疾患を合併症と引き起こしやすくなるのです。

この血糖値ですが、一般的に健康診断では空腹時血糖値をはかることになります。空腹時血糖値の数値は126mg/dl以上が危険な数値となっていますので、この数値を超えない限りは異常なしと判断されるのです。

しかし、血液検査はあくまでも採血をした時点での数値となることから、誤差が出やすいものだと考えて良いでしょう。既に糖尿病となっていたとしてもタイミングによっては数値内でおさまることもあるので120mg/dlを超えているのなら注意した方が良いでしょう。

血糖値とあわせてみておきたいHbA1c

血糖値の数値だけで糖尿病であるかどうかを判断するのは難しいです。そこでもう1つ目安となるのがHbA1cという数値ですね。これは血液中のヘモグロビンの変化を調べたものであり、直近の1~2ヶ月で血糖値がどんな状態にあったのかを知ることができる数値になります。

この数値が8.0%以上だと危険だと言って良いでしょう。6.6~7.9%でも範囲内ではあるのですが、血糖値としては高めの状態であると判断できますので、注意しておいてください。