血液検査の血糖値から糖尿病かどうかを判断しよう

糖尿病の判断というのは非常に難しいものがあります。何故なら血糖値というのは、その時々によって変化しているからであり、常に一定の数値を保っている訳ではないからです。

ですので健康診断などで血糖値が高いと判断されても、すぐに糖尿病とは診断されません。では、どうすれば糖尿病と判断されるのかというと、細かい検査を積み重ねていくしかないのです。

血液検査における糖尿病の数値を知っておこう

血糖値を調べるには血液検査をすることになります。しかし、血糖値というのは上でも書いた通りに、採血をした時の数値でしかないのです。ここで目安とされているのが空腹時血糖値という値になります。

空腹時血糖値とはその字の通りに空腹時、つまり食事をしていない状態での血糖値ですね。この状態で126mg/dl以上の数値であれば血糖値が高いと判断されて、糖尿病となります。

また、ブドウ糖負荷試験において2時間後の血糖値が200mg/dl以上であること、随時血糖値が同じく200mg/dl以上のどれかにあてはまる場合は糖尿病と判断されます。ちなみにブドウ糖負荷試験とは定期的に採血を行って、その間の血糖値がどのように変化していくかを調べるものです。

血糖値だけではないHbA1cという数値

HbA1cは血液の赤血球に含まれるヘモグロビンの変化を調べたものです。血糖値が高くなるとブドウ糖はヘモグロビンと結合することで、グリコヘモグロビンに変化します。

このグリコヘモグロビンの数値を知ることによって、過去1~2ヶ月の血糖値がどのような状態であったのかを知ることができるのです。つまり、血糖値が常に高い状態であれば数値が大きくなり、血糖値が正常であれば数値が低くなると考えてください。

目安としては、8.0%以上の数値だと危険な兆候だと言われており、5.8~6.5%であれば健康な状態で、6.6~7.9%であればやや危険な段階であると考えることができます。糖尿病の診断にも使われる数値ですが、治療の進み具合を知るためにも重要な数値なので覚えておくと良いでしょう。