血糖値と違ってHbA1の数値は食事の影響を受けない

糖尿病であるかを判断する上で、血糖値とならんで重視されているのが、HbA1Cという数値です。このHbA1Cは血液中にあるヘモグロビンA1Cの値を測ったものであり、インスリンがきちんと働いているのかどうかを知るのに非常に重要だと考えて良いでしょう。

血糖値は食後に測定することで数値が上がってしまうことは知られていますが、このHbA1Cはタイミングに左右されないことから重視されていると考えて良いでしょう。

血糖値はどうして食後だと高くなるのか

血糖値は食後のタイミングには数値が高くなることで知られていますが、その理由をきちんと理解しておくことが糖尿病対策としては重要です。そもそも血糖値というのは血液中にあるブドウ糖の数値のことになります。このブドウ糖ですが食事をすることによって増加してしまいます。

食事の中でも特に炭水化物は消化、代謝されることによってブドウ糖へと変換されるからですね。ブドウ糖は人間が生きていくために欠かせないエネルギー源なのですが、いつまでも血液中に残っていると不具合を生じてしまうものでもあります。

そこでインスリンが分泌されて筋肉などで消費されるようになるというのが人間の身体の仕組みです。このインスリンが上手く働かなくなってしまうのが糖尿病だと考えてください。

HbA1Cはどうして食後のタイミングに左右されないの?

HbA1Cの数値は上でも書いたように血液中のヘモグロビンA1Cの数値です。このヘモグロビンA1Cとは血液中のブドウ糖とヘモグロビンが結合したもののことを指しており、血糖値が高くなればなるほど血液中に増えてしまうものだと考えてください。

ですので、採血を行った時点での数値になる血糖値とは異なり、直近の2ヶ月程度の血糖値がどのような状態にあったのかを知ることができるのです。

糖尿病患者の中には、病院での血液検査をする前だけは粗食にして血糖値を下げておこうと考える人もいるようですが、HbA1Cの数値に関しては日頃の努力が形となって現れるものでもあるのです。