血糖値とHbA1が正常値なら高血糖にはならない!?

糖尿病であるかどうかを判断する上で重要なのが、血糖値とHbA1Cの値だと考えられています。この2つの数値が正常な範囲であるのなら高血糖、ひいては糖尿病にはならないと考える人も多いようですね。このことが正解であるかどうかを考えてみましょう。

血糖値とHbA1Cの数値で糖尿病であるかどうかが決まるの?

健康診断などで血糖値が高い、糖尿病に気をつけてください、などと言われた場合は血糖値か、HbA1Cの値が高いからだと言っても過言ではありません。しかし、どちらかの数値が高いとしても決定的に糖尿病であるとは診断されないくいのです。そこで最終的に糖尿病であるかどうかを判断するのは、ブドウ糖負荷試験というものが行われています。

ブドウ糖負荷試験とは空腹時血糖値を測定した後に、ブドウ糖のタブレットや溶液を摂取し、その後30分、1時間、2時間というように時間経過とともに採血をして血糖値の推移を測定する試験です。

この試験において基準範囲から逸脱していると糖尿病だと診断されると考えてください。血糖値の数値とHbA1Cの両方が正常範囲であるというのなら、高血糖には至っていないと言っても良いでしょう。

血糖値とHbA1Cが正常なら高血糖にはならない?

では、血糖値とHbA1Cが正常な数値なら高血糖にはならないのかというと、そうでもありません。直近としてすぐに高血糖になるリスクは低いと言って良いでしょう。しかし、高血糖は日常の生活と結びついているものでもあります。

ですので、いくら数値としては安定していたとしても暴飲暴食を続けていたり、運動不足、ストレスの蓄積などが原因となって発症してしまうリスクはあります。

一時的に高血糖に陥ってしまうことはあっても、数値が正常範囲内であればインスリンもきちんと働いているので大きなリスクは低いでしょうが、生活習慣の乱れが続くようであれば高血糖になってもおかしくありません。

また、高血糖になりやすい遺伝的な体質という要因もありますので、家族で糖尿病を発症している人がいる場合は、普段から生活を乱さないように心がける必要があると考えてください。