血糖値を下げるホルモンとは?どうやって増やせばいい?

糖尿病の人や予備軍と呼ばれる人にとって血糖値のコントロールをすることは、自身の命を守ることだと言っても過言ではありません。

そこで食事療法や運動療法を用いて治療を進めていくことになりますが、血糖値のコントロールで忘れてはいけないのがインスリンの存在です。従来、血糖値を下げることができるホルモンとしてはインスリンがほぼ唯一のものだと考えられてきたのですが、最近の研究では他にも存在することが示唆されています。

マイオカインというホルモンを御存知でしょうか?

マイオカインとは血糖値を下げることに効果があるとされているホルモンであり、インスリン以外にも血糖値の上下に大きく影響をしていると考えられています。

特に痩せていても血糖値が高い人はこのマイオカインの分泌が不足しているからだと考えられています。マイオカインはインスリンのように直接的に血糖値と関わりがあるわけではないようですね。

もともとの作用としては肝臓に蓄積された脂肪を分解するものになります。マイオカインが正常に分泌されていると、肝臓に蓄積された脂肪を分解できるのですが、不足してしまうと肝臓に脂肪を貯蔵することができなくなります。

御存知の通り、脂肪とは糖質を蓄積するために変換されたものですので、肝臓の貯蔵機能が落ちることで血液中に糖質が増えてしまうと考えられているのです。このマイオカインですが、臓器から分泌されるものではなく、筋肉から分泌されるものなので、分泌を促進するためには適度な運動が必要だと言われています。

ヘパトカインというホルモンの存在を知っておこう

最近の研究で見つかったホルモンとしてはヘパトカインというものもあるそうです。ヘパトカインとは肝臓から分泌されるものであり、インスリンの抵抗性を高めるなど身体にとって良くないものだと言って良いでしょう。

肥満体型の人、高カロリーの食事を続けていると分泌が増加すると考えられており、非常に厄介なものだと言って良いでしょう。ですが、逆に考えればヘパトカインの分泌を増加させないようにすることで血糖値のコントロールにも役立ってくれるでしょう。