数値が低いほど血糖値の上昇が遅くなる「GI値」とは?

糖尿病や血糖値が高い人の中にはGI値という言葉を御存知の人も多いかもしれませんね。GI値とは簡単に書いてしまうと、食後の血糖値の上昇度を示す数値のことになります。

人間は食事をすることで生命維持をしているのですが、食べた食事というのは消化、代謝されることで糖分へと変換されます。この糖分が血液中に増えることで血糖値は上がり、インスリンの働きによって血糖値は次第に下がっていくのが通常です。

GI値というのはどういう数値?

GI値とは食事をしてから2時間後までに血液中に入る糖分の量をはかったものであり、GI値が高ければ血糖値を高くする食べ物、低ければ血糖値を上げすぎない食べ物だと考えることができます。

糖尿病の中でも特に2型の人や、予備軍と呼ばれる人にとっては非常に重要な指数だと言って良いでしょう。GI値の低い食品を日常的に利用することにより、血糖値のコントロールだけではなく、メタボの解消なども期待することができます。

GI値の高い食品と低い食品について

GI値の低い食品というのは、ゆっくりと消化されて吸収されていく特徴があり、このことから腹持ちが良く、ダイエット効果もあると言われています。

では、具体的にどんな食品が低GI値になるのかと言うと、穀物の場合は精白されていないものが望ましいですね。日本人の主食でいうお米でいうと、白米よりも玄米の方がGI値は低くなります。また、パンの場合ですと全粒粉が使われているものがお勧めです。

果物の場合ですと、ジュースにするよりはそのまま食べた方がGI値は低くなります。その理由としては食物繊維が壊されてしまうからであると考えられており、同じ分量でも生のままの方が血糖値のコントロールには向いているそうです。

甘いものとしては、メープルシロップが低GI値食品になります。野菜ではイモ類は高GI値食品として有名で、同じ根菜なら人参は低GI値食品です。また、食品によってはGI値を下げる働きをするものがあります。その代表的なのがお酢、乳製品、豆類です。これらを上手く利用することで高GI値の食材でも食べることができます。